海外移住の準備は何をすればいいの?

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多分、それまではあちこちの国を旅行して、どんな国なのか

どんな人が住んでいるのか経済的に自分の資金で大丈夫か?

仕事はどうしようか?  などなど

色々なことを考えに考えて決心されたのではないでしょうか?

でも、案外海外移住するような人ってあまり考えないで行っちゃう人が

圧倒的に多い。海外移住に向き不向きな性格ってあると思います。

神経質すぎる人は、海外移住してもうつになってしまいがち。

少しルーズな性格で「なるようになるさ」的な人なら絶対大丈夫。

じゃあ、海外移住に向けての準備はいつ頃からしようか。

まずは何から始めるかというと「TO DO LIST」ですね。

海外移住の準備はいつからすればいいの?

海外移住を決心したら、色々と準備で忙しくなります。
私の場合、カリフォルニアへの海外移住を決めた約1年ぐらい前から、実質的な準備を始めました。

もちろん、それより2年ぐらい前から何度もカリフォルニアに足を運び、観光も含めて現地の語学学校に3週間ほど通ったり、生活に密着している場所や公的機関なども行ってみたりはしました。

国際結婚が前提としてあったので、お相手のことを観察するためでもありました。

合計5回ほどカリフォルニアまで行きました。
夫も5回ほど日本に来たかと思います。

そうやって、自分の中でどんどん海外移住への気持ちが膨らみ「やっていけそうだぞ !」と自信もついてきて、最終的に誰にも相談せずに一人で海外移住を決めました。家族や友人には決めてから報告しただけです。準備は早いに越したことはないと思います。

余裕を持って取り掛からないと日々の生活もあるわけですから、私のように「年金の手続き」を忘れてしまうようなことになるかもしれませんので・・・。

何が決め手となったかについては、色々とありますが、とにかくカリフォルニアの青い空と何とも言えない開放感、そして食材の安全さに惹かれましたね・・・。

海外移住のための準備に英会話は必須です!

本格的に海外移住の準備を始めたのは決心してすぐでした。
まず私がしたことは、「英会話スクールに通う」こと。

語学習得に関しては、移住する時の年齢が若ければ若いほど環境に馴染みやすいし、気軽に英語を話すセンスもあるので有利です。

若いと友達もできやすいし、仕事を持つでしょうから何が何でも英語を話さないと困る状況になりますよね。それが大事なんです。

また、若い時に国際結婚でこちらに来た人は、アメリカで子供を持つことになりますよね。
そうすると、送り迎えするための運転と保護者や先生との会話は絶対にできないと困ります。
なので必要に迫られて勉強するので話せるようになるのです。

とはいえ、海外移住する前に英語の素地ができている人といない人とでは大きな差があります。単語だけでも100語しか知らない人と10000語知ってる人とでは全然違います。

たとえ英語を正しく並べて話せなくても、単語を並べるだけで意味はある程度通じますので。やはり海外移住のために語学の準備をすることは、何より大切だと痛感しました。

私の場合は、日本で仕事はリタイアし主婦としてアメリカに来たので、いつも家にいましたし、日常会話さえ話せるようになるのにとーっても時間が掛かりました。

子供も日本に残してきてますし、特別英語を話さないといけないような環境でもなかったので
「夫と意思疎通ができるくらいの英語力でまぁいいか」的な考えも持っていました。

いや、お恥ずかしい限りです。

その甘い考えで後から大変な苦労をすることになったので、

「海外に住めば、1年か2年で話せるようになるさ」
「英会話スクールでかなり上の方のクラスにいるので大丈夫よ」
「旦那さんが教えてくれると言ってるから安心だわ」

なんて思わずにしっかり海外移住のための準備として英会話に力を入れてくださいね。

これらの考えは、見事に裏切られます !

現地の英語はとても話すスピードが速くて聞き取りにくいです。
特に「発音」に関してですが、レストランで「water」でさえ最初は通じませんでした。waterが「ウァラー」と言ってるように聞こえて仕方がなかったです。

結婚後、旦那さんに教えて貰うこともなかなか難しいですよー。
旦那さんは仕事も持っているわけだしあなたが話せるようになるまで、辛抱強く教えてくれるなんてことはできないと思います。

なので、何度もしつこいようですが、海外移住のために英語を学ぶ準備は早めにしておくことをお勧めします。そうでないと、困ることになるのはあなた自身ですから。

海外移住のために準備したこと

それではその他、海外移住のために準備することを、書いておきますね。

パスポート
パスポートを持っていない方で海外移住を考えている人は少ないとは思いますがパスポートは命なので有効期限のチェックが必要です。国によってパスポートの残存期間がどのくらい必要なのかが違います。

米国に渡航するときには「ESTA」の提出が義務付けられており、必要残存期間は90日以上です。

ビザ
海外に移住するとなるとビザが必要です。
米国で永住権を申請する場合、まず、米国に合法的に入国しないといけません。
国際結婚の場合は「K-1」ビザという婚約者ビザを取得してください。

クレジットカード
海外保険が付いているか海外で強いカードかを確認し、もしそうでないなら新しいクレジットカードを作っておかれることをお勧めします。それからクレジットカードの利用限度額の確認をして限度額を上げておくこと。これはとても大切です。パスポートとクレジットカードは、海外移住をする人にとって最も大切と言っても過言ではありません。
明細通知方法の変更もしておいてくださいね。

ネットバンキング

ネットバンキングの契約を済ませておいてください。手続きに3週間くらい掛かります。海外移住していても日本の口座にある自分のお金をあちこちに移動できるので大変便利です。私はいまだにアメリカの口座にあるお金よりも日本の口座にあるお金を移動させる方が多いくらいです。

国際運転免許証の取得
移住先ですぐに車を運転する必要がでてくるかもしれません。忘れずに国際運転免許証を取得しておきましょう。費用は東京で2400円です。

転出届け

日本で住んでいる家を引き払って引っ越しする場合は「転出届」が必要です。
また「転送届」を出しておくと、1年間、郵便物等を新住所に無料で転送してくれます。

でも海外の場合は送ってくれませんので海外対応の一般の郵便転送サービスかご家族の所に届くようにしておけばいいと思います。

海外転出届
海外転出届を出すと住民税や国民年金、国民健康保険の支払いが免除になります。

でも、私は、一時帰国した時に検査などのためにあちこちの病院へ行くので海外転出届を出していません。国民健康保険も支払っていますし、国民年金も支払っています。これは人それぞれだと思います。私は、よく日本に行きますのでその度に国民健康保険を復活させるための手続きをするのが面倒なので、そのようにしています。

海外移住の引っ越し手続き 

カリフォルニアには、クロネコヤマトUSA日通USAがあります。多くの人はこの会社を利用しています。荷物を日本と同じように丁寧にアメリカの家まで届けてくれますし、日本語OKなので助かります。

郵便局の海外発送はお勧めできません。日本内では荷物を丁寧に扱ってくれますが、アメリカに荷物が届くとアメリカの郵便局が自宅まで運びます。これが大変粗雑で放り投げるのか壊れて届くことが多いと聞いています。私も一度食器を運んだ時があるのですが、半分壊れていました。

運転免許証更新

運転免許証の更新期間はいつまでなのかチェックしておいてください。
海外まで更新のはがきは届きません。

海外に移住してから、万が一忘れていたとしても失効3年以内は再発行されますが、一応移住が近くなる時に更新しておいた方がいいです。ただし、海外移住後、更新期間を忘れていて再発行できるのは失効3年以内で、且つ1回目の帰国の時だけに限ります。1回目の帰国の時に更新せず2回目の時にはできません。

自家用車の処分

自動車を売却する場合、

1.実印

2.印鑑証明書1通
3.自動車税の納税証明書(当年度分)
4.車検証
5.自賠責保険証書
6.実印を捺印した委任状(指定用紙)
7.実印を捺印した譲渡証明書(指定用紙)

が必要となります。

家をそのまま残しておく人 

残してきた家を管理してくれる会社があります。

ALSOK:綜合警備保障

携帯電話の解約

インターネットプロバイダの解約

NHKの受診料の解約

海外へ転居した場合は契約を解約することができます。
半年払い、年払いなど料金を前払いしている場合には残りの月数の分が返金されます。

電気・水道・ガスの解約

自動車保険
日本でまた車に乗る場合は「中断証明書」の発行をしておいてください。
帰国後に再契約する際、以前の自動車保険の中断証明書があれば、中断前と同じ等級の割引が適用されます

各種保険の住所変更

身体検査

必要な薬を余分にもらっておく

いよいよ、海外移住が近づいてきたら・・・・

航空券の購入

大切な人に会っておく

現地の一時滞在先の予約(ホテルなど)
移住先に住居が決まっている方には必要ありませんが、現地に到着してから物件を探す人は予約が必要です。

現金の用意

各種書類の準備

海外移住先で就活する予定のある方は、卒業証明書(英文)
在籍証明書が必要になる場合があります。
また、移住先で子供さんが学校に通う場合に出生証明書(戸籍謄本など)が必要な学校もあります。国際結婚をされる方は「戸籍謄本」が必要です。

1枚ではなく、最低2枚づつは準備しておいてください。

海外移住のための準備は余裕を持って楽しんでしてくださいね!!

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